令和7年6月16日
令和7年度秋季大会 ご協力のお願い
一般社団法人 園芸学会
会長 細川 宗孝
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、園芸分野における研究・教育および産業の発展に多大なるご尽力を賜り、心より御礼申し上げます。また、一般社団法人園芸学会に対しましても、日頃より格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、一般社団法人園芸学会では、令和7年度秋季大会を令和7年9月20(土)から9月22(月)にかけて、高知大学朝倉キャンパスにて開催いたします。本大会では、口頭発表、ポスター発表、各種シンポジウムに加え、高校生によるポスター発表など、多彩なプログラムを予定しており、現在鋭意準備を進めております。
当学会は、果樹・野菜・花きを研究対象とする産官学の会員約 1,700 名を擁し、春・秋 の年2回、研究大会を開催しております。各大会には800〜1,000 名程度が参加し、大学や国の研究機関の研究者に加え、農業現場に近い都道府県の普及・指導関係者や民間企業の技術者など、多様な分野からの参加を得ています。発表内容も従来の栽培技術や育種にとどまらず、近年では分子生物学やデジタル技術の進展を取り入れ、園芸産業の発展に寄与する内容へと広がっております。しかし一方で、園芸生産を担う農業生産者の減少と高齢化は急速に進んでおり、園芸学が本来持つ実学としての成果が、十分に生産・流通の現場に活用されていないという課題もあります。
このような状況をふまえ、本学会では「園芸産業及び持続可能な社会の発展に寄与する」という設立目的のもと、研究大会を単なる研究発表の場にとどめず、産官学の交流や人的ネットワーク構築の場としての機能をさらに充実させてゆきたいと考えております。その第一歩として、前回の令和7年度春季大会より、展示スペースの充実、出展企業の皆さまによる学会発表の聴講や懇親会への参加、要旨集の献本など、出展特典の大幅な見直しと展示出展料の改訂を行いました。幸いにも多くの企業様にご出展いただき、大会参加者も多数展示ブースを訪れ、盛況なうちに開催することができましたこと、厚く御礼申し上げます。
企業展示におきましては、研究機器や新技術のプロモーションはもちろんのこと、研究から社会実装の現場まで、幅広い分野の企業・団体の皆さまに自由な発想でご参加いただき、園芸産業の発展に資する発信・交流の場となることを期待しております。ぜひ、貴社製品・サービスを通じて園芸産業の発展を共に支えていただければ幸甚です。企業展示、大会要旨集への広告出稿等につきまして、ご検討を賜りますようお願い申し上げます。
敬具