学会賞

奨励賞 果樹におけるゲノム及びトランスクリプトームデータの収集・活用による 果実品質形成機構の解明と育種への応用

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奈島 賢児(なしま けんじ)

兵庫県出身、博士(農学)

2013年 名古屋大学大学院生命農学研究科 博士後期課程修了

2013-2014年 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所(現:果樹茶業研究部門) 契約研究員

2014-2016年 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所(現:果樹茶業研究部門) 特別研究員

2019年- 日本大学生物資源科学部 専任講師

                現在に至る

 

 

園芸作物には幅広い作目が存在するが,そのほとんどがゲノム・遺伝子配列情報といった配列リソースが不十分であり,遺伝子・育種の研究は非効率的であった.しかしながら近年は次世代シークエンサーの進歩にともない,様々な配列情報をより安価かつ大量に取得できるようになり,効率的に研究を進めることができるようになった.受賞者は,園芸作物におけるオミクス解析手法をいち早く導入し,既存配列リソースの乏しいセイヨウナシ,パインアップルを中心にゲノム・トランスクリプトーム配列の取得と,それら配列情報を利用した品質決定機構の解析や育種への応用を進めた.

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