学会賞

奨励賞 トマトの染色体断片置換系統を用いた有用形質に関する研究

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池田 裕樹 (いけだ ひろき )

愛知県出身、博士(農学)

2014     東北大学大学院農学研究科 博士後期課程修了

2014~2015 日本学術振興会特別研究員

                      (University of Florida) 

2015~2016 日本学術振興会特別研究員 (東北大学)

2016~2017 農研機構東北農業研究センター任期付研究員

2017~           宇都宮大学農学部 助教

                       現在に至る

 

トマトの近縁野生種Solanum pennelliiは、栽培品種 Solanum lycopersicumが栽培化の過程で失ってきた有用遺伝子を保有しており、S. lycopersicumにない特徴的な表現型を示す。本研究ではS. lycopersicum ‘M82’の染色体の一部を、交雑によりS. pennelliiの染色体に置換した染色体断片置換系統を用い、S. pennelliiに起因する有用形質、具体的には果実の糖度や生理障害、ストレス耐性などに関して、表現型が現れるメカニズムの解明を進めた。

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