Advertisement

お知らせ

農研機構令和5年度花き研究シンポジウム開催のご案内(11月28日~29日:於つくば市)

令和5年度花き研究シンポジウムPDF

令和5年度花き研究シンポジウム 開催要領
「不安定化している社会・環境下での花き産業の発展に向けた対応を探る」
1.趣旨
三年に及ぶコロナ感染症の蔓延によって花きの消費の形態は大きく変化した。また、社会の少子高齢化の流れは、社会的には過疎化、花き産業には労働力の不足という形で影響を与えている。さらに温暖化を始めとする昨今の極端な気象は、生産・流通を含めあらゆる段階で経営に障害をもたらし、国内供給力を弱めている。このようななかでも、経営の大規模化・集団化と機械化を促進させて、新たな活力ある産地が生まれつつある。一方で、温暖化対策などに必要な加温・冷却に関する技術など、基幹技術はすでに開発されているものの、現場段階での根本的な発展には至っていない。既存技術を効率的に利用するためには、技術の特性を理解するだけでなく、植物の生理的性質も理解することが肝要である。今回のシンポジウムでは花き産業の現状を認識するとともに、技術の利用について科学的な観点から問題をとらえて解決を探る場とする。

2.主催
農研機構 野菜花き研究部門

3.開催日時
令和5年11月28日(火)13:00~29日(水)12:00
(受付:11月28日(火)12:15~)

4.開催場所
文部科学省 研究交流センター2階 国際会議場
(茨城県つくば市竹園2-20-5)
(注) 隣接するつくば国際会議場(エポカルつくば)とは別の施設ですのでご注意願い
ます。

5.参加費
無料

6.参集範囲
国公立試験研究機関担当者、都道府県専門技術員・普及指導員等、大学・民間団体・企業等の研究者、花き産業関係者、その他農研機構野菜花き研究部門所長が必要と認める者

7.参加申込み方法
農研機構ホームページ(https://www.naro.go.jp/)の「イベント・セミナー」に掲載の申し込みフォームよりお申込み願います。
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/kakikensympo2023

8.問い合わせ先(事務局)
農研機構 野菜花き研究部門 研究推進部研究推進室
電子メール:tomyjin@affrc.go.jp

9.その他
新型コロナウイルス感染症の状況により、オンライン開催に変更する場合があります。
(プログラムは裏面)

10.プログラム
1日目(11月28日(火)) 司会:農研機構 中山 真義
13:00~13:05 開会挨拶 農研機構野菜花き研究部門 所長 松元 哲
基調講演
13:05~14:05 コロナ感染症流行下の花卉の消費動向の変化
株式会社大田花き 宍戸 純
地域活性化と国内供給力の強化
14:05~14:40 小ギクの大規模機械化生産体系の構築に向けて~花き生産における
「スマート農業」への挑戦
秋田県農業試験場 山形 敦子
14:40~15:15 石川のフリージア「エアリーフローラ」シリーズの育成と普及
石川県庁 村濱 稔
(休憩 15 分)
15:30~16:05 ラナンキュラス「てまり」シリーズの品種育成と生産振興
香川県農業試験場 森田 知子
16:05~16:40 枝物による県北中山間地域の活性化
茨城県県北農林事務所常陸大宮地域農業改良普及センター 栗原 冴子
16:40~17:00 質疑応答
2日目(11月29日(水)) 司会:農研機構 久松 完
安定供給力強化に必要な植物生理と環境調節の知識
9:00~9:30 基盤知識としてのデーター利用の留意点
農研機構野菜花き研究部門 中山 真義
9:30~10:00 キクを知り作りこなす:夏秋期の環境に合わせたキク類の露地電照栽培
農研機構野菜花き研究部門 中野 善公
10:00~10:30 オリエンタル系ユリにおける環境・生育段階と光合成・乾物蓄積 −栽培
環境を考える視点
農研機構野菜花き研究部門 稲本 勝彦
10:30~11:05 トルコギキョウ立枯病の理解と対処技術−見えない敵をどう理解させるか−
山形県最上総合支庁農業技術普及課 菅原 敬
(休憩 10 分)
11:15~11:55 総合討論
11:55~12:00 閉会挨拶 農研機構野菜花き研究部門 露地生産システム研究領域長
中山 真義

ページの先頭へ

Sponsors:
  • sample banner
  • sample banner

広告掲載について

園芸学会が関係する国際学会・シンポジウム: