会員各位
日頃から学会活動にご協力いただきありがとうございます.
理事会では大会実行委員会と連携し,令和4年度春季大会の開催方法について検討しておりますが,決定済みの基本方針について下記の通りお知らせいたします.依然として会員数は厳しい状況にありますが,理事会では園芸学会をさらに魅力ある学会へと成長させるために今後も全力で取り組んでまいります.会員各位におかれましては,大会への参加や入会の呼びかけ等,ご協力のほどよろしくお願いいたします.なお,準備状況等により,方針に変更の可能性がありますことについてご了解ください.
ここ数ヶ月の新型コロナウイルスの感染状況は大きく変動し,学会としての判断が難しくなっております.現在は,新型コロナウイルスの感染拡大は一旦収束しつつありますが,緊急事態宣言等の解除の影響や変異株の広まりなど先行きの予想がつきにくい状況です.そのような中で,対面のみの開催には中止の危険性が伴うため,ハイブリッドまたはオンラインでの開催が妥当であると考え、検討してまいりました.その結果,春季大会前は他の時期にも増して多忙なため、現地とオンラインの両方の準備を並行させ,さらに感染拡大状況によってはオンラインへの移行準備を同時に行う必要のあるハイブリッド方式での実施には,相当な困難が予想されました.一方,筑波大会と岐阜大会においてオンラインとハイブリッドによる準備等を経験できましたが,今後はそれらの方式を充実させる必要があると考え,千葉大会のオンライン開催を前向きに捉え、より優れたオンライン開催を目指すことといたしました.将来的に対面での実施に問題がなくなっても,オンラインの利点を活用してほしいとの要望が多いことからも,この方式の経験値を上げることは有意義と考えています.
筑波方式を基本とし,岐阜方式を加味して実施します.
会長 金山喜則