1993年12月29日に発効した生物多様性条約(以下「条約」という)では、海外における遺伝資源の採取や海外由来の遺伝資源の取扱いに関して、取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分の対応(以下、ABS対応)として、「提供国政府からの事前の同意」を取得すること、および遺伝資源の提供者と取得者との間で利益配分項目を含む「相互に合意する条項」を設定する等が必要となります。
この度、より円滑な遺伝資源の取得の促進を目的に、2018年10月9日(火)に標記「国際ワークショップ」を開催する運びとなりました。タイの生物資源を利用した共同研究やABS制度に長年携わっている専門家をお呼びし、タイとの共同研究と遺伝資源のアクセスと利益配分のあり方について、生物多様性条約の観点から実際の対応を議論し理解を深め、また今後の海外遺伝資源を取り扱う研究機関の対応について討論を行います。
詳細については、下記をご覧いただき是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。
記
<国際ワークショップ開催(2018/10/9)のご案内>
「タイ遺伝資源の取得と利用」
【日時】2018年10月9日(火)13:00~16:00 (12:30 開場)
【会場】コンベンションルームAP東京駅八重洲通り 12階F+Gルーム(東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル)
【同時通訳有】講演は、英語・日本語で行います。
【定員】50名程度(参加無料)
※ 参加には事前申し込みが必要です。(以下HPよりお申し込みください。)
【HP】idenshigen.jp