学会賞

奨励賞 トマト等の単為結果に関する研究

 

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滝澤 理仁 (たきさわ りひと)

博士(農学)

略歴

2011年              京都大学大学院 農学研究科 博士前期課程修了
2011-2012年     京都府農林水産技術センター生物資源研究センター 技師

2012-2020年     京都大学大学院農学研究科 助教

2020-2023年     龍谷大学農学部 講師

2024年-             龍谷大学農学部 准教授

現在に至る

 

単為結果は受精なしに着果と果実の肥大を誘導する現象であり,果菜類では植物ホルモンによる単為結果誘導が着果処理に利用されている.また,単為結果性は着果処理の省力化や高温や低温のような不良環境条件下での生産性の高い栽培を可能とし,現在,日本で問題となっている農業従事者の高齢化や地球温暖化などの問題に対する適応策として,トマトを含む果菜類の育種において高い関心が寄せられている.受賞者はトマトを中心とした果菜類で単為結果に関する研究を行い,トマトでは単為結果性遺伝子の同定や機能解明を,カボチャでは単為結果性遺伝資源の探索と各種植物ホルモンの単為結果誘導能の評価を行った.

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