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水ノ江 雄輝 (みずのえ ゆうき)
2012年 九州大学大学院生物資源環境科学府 修士課程修了 2015年 九州大学大学院生物資源環境科学府 博士課程修了 2015年~現在 九州大学大学院農学研究院 助教 現在に至る
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八重咲きは通常の花に比べて花弁数が増加する現象であり,花きの観賞価値を高める有用形質である.シクラメンにおいても八重咲き品種が多数作出されているが,それら品種群における花器形態の詳細な調査は行われておらず,栽培環境が八重咲き花の花器形態形成に及ぼす影響についても明らかにされていなかった.本研究では,八重咲きシクラメンの花器形態を類別し,それら花器突然変異の発現要因の解明を試みた.また,生育温度が八重咲き花の形態形成に影響を及ぼすことを実証し,萼弁化形質の後代への遺伝様式を明らかにした..