会員各位
日頃から学会活動にご協力いただきありがとうございます.
理事会では,令和3 年度秋季大会の開催方法についてウェブ会議等により検討しておりますが,決定済みの基本方針について下記の通りお知らせいたします.
コロナ禍を学会の危機ととらえ,現地での交流を含む多様な会員のニーズに応え会員減少を阻止するとともに,ニューノーマルが継続する中での新しい学会の可能性を切り拓くため,ハイブリッドスタイルで開催いたします.
若手会員を対象とした優秀発表賞を設けるなどの新しい取り組みもありますので,会員各位におかれましては,大会への参加や入会の呼びかけ等,ご協力のほどよろしくお願いいたします.
なお,開催地の状況等により,方針に変更の可能性がありますことについてご了解ください.
- 現地またはオンラインでの参加が可能なハイブリッドスタイルとします.すべてのポスター発表はオンラインで実施し,口頭発表は現地で実施します.ただし,口頭発表もポスター発表に準じた電子データをオンラインにアップしていただきますので,ご理解・ご協力が必要となります.
- ハイブリッドスタイルの利点としては,会場の混雑緩和や感染拡大時のオンライン開催への切り替えがスムーズに行えること等が挙げられます.また,賞の選考も容易であることから,この大会より,若手会員を対象とした優秀発表賞を授与します.
- 問題点としては経費と労力の増加が考えられますが,令和3 年度春季大会の総括を踏まえてこれらの削減を検討します.また,産地見学や現地での懇親会は実施が極めて難しい状況ですので,その他へ労力を向けることは可能です.
- シンポジウムは現地で実施するとともに,オンラインでの配信を行う方向で検討中です.
- 体調管理や密を避ける等の注意事項を参加者に周知し,感染予防対策を実施します.
- ハイブリッドスタイルのノウハウを蓄積し,今後は生産者や普及員,高校生や海外など幅広い層に向けた会員拡大の方策としての利用の可能性を検討したいと考えています.
なお,詳細な情報を含む「大会のお知らせ」は,できるだけ状況を見極めるため4 月下旬~ 5 月上旬に学会ホームページにアップいたします.ただし,その後の登録や発表申込等のスケジュールは例年通りの予定ですので,参加・発表のご準備をお願いいたします.
会長 金山喜則